給付されないケース
失業保険(基本手当)を受給するためには「失業の状態」であることが必要です。この失業の状態であると最終的に判断するのはハローワークです。本人の申告のみによって判断されるわけではありません。
なので、本人がいくら「私は失業の状態です」と言っても、ハローワークがそれを認めなければ失業保険をもらえせん。
失業の状態であると判断されるためには、就職したいという「労働の意思」と「労働の能力」が必要です。したがって、次のようなケースでは失業保険が給付されません。
・病気やケガのため働ける状態ではない
・労災保険の休業補償給付の支給を受けている(例外あり)
・健康保険の傷病手当金の支給を受けている
・妊娠・出産・育児のためすぐに働くことができない
・家事に専念するため働く気がない
・起業するため就職できない
・会社の役員
例えば、病気のため働けないときは労働の能力がないと判断されます。家事に専念するためしばらく働かない場合は労働の意思がないと判断されます。
上記の他にも給付されないケースはあります。
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